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食品

液体ミルク~誰のため?なぜ批判する?日本と海外の育児の差~

液体ミルク

2019年の3月5日、日本で初めてグリコから液体ミルク「アイクレオ」が発売されました。それに続き、3月下旬には明治から液体ミルク「明治 ほほえみ らくらくミルク」も発売されました。

今まで乳児用ミルク商品といえばお湯で溶かすタイプの粉ミルクが一般的でした。その粉ミルクと比べると液体ミルクは価格は高いですが
「調乳の手間が省けて手軽に使える」、「災害時や深夜急に泣いたときでも役立つ」
と注目され、繰り返し要望されてきました。

そしていざ液体ミルクが販売されると、いろいろな批判が飛び交いました。今回はその批判が赤ちゃんや親のための発言になっているかどうかについて書いていこうと思います。

液体ミルクに対する批判

母乳が一番良い。楽をするな!

液体ミルクは常温でも飲むことができ、調乳がいらないので開封して哺乳瓶に入れるだけで済みます。それに対して「そこまで楽をする必要があるのか」などの批判がありました。

栄養的には母乳が一番良い。これには誰しもが賛成です。母親の方たちもできれば母乳で育てたいと思っているでしょう。ですが母乳が不足気味だったり、そもそも出ないなどの悩みを抱えている方もいます。そういった場合には人口ミルクを使わざるを得ません。

この批判だと粉ミルクも否定されることになるのですがそっちはどうなのでしょうか。
液体ミルクは粉ミルクと比べると手間もかかりませんし楽ですが、だからこそ深夜急に子供が泣き出した時や外出中のときはすごく便利です。

色々な技術が発展していくこのご時世、手間を省けるところは省く。楽をすることはダメなのでしょうか。

粉ミルクを溶かす手間をかけることで親としての自覚が生まれる

これは的外れの批判な気がします(笑)

粉ミルクはまず必要な量を哺乳瓶に入れてから熱湯で溶かして溶け残りがないように混ぜる。水などに充ててミルクを適温まで冷ましてから子供に与えるという手順を踏みます。

手間の差は明らかで、液体ミルクの販売前になると「自分の子どもたちが乳児の頃にあったら、どんなに楽だったか」、「外出時に便利」など親の立場にある方々から歓迎の声があがりました。

このような批判をする人は育児をしたことのない人が多い気がします。楽をしたら本当の親にはなれないのでしょうか。

愛情不足で子供がかわいそう

子育ては大変だし、苦労をするもの。苦労して面倒を見ると後になってから「頑張ったなあ」などといい思い出になることもあると思います。子供への思い入れが強くなるのはもちろん良いことですよね。

そこで、液体ミルクで授乳することは愛情不足なのでしょうか?忙しくて時間がなかったり体力的に疲れていたり、人によって事情はさまざまです。赤ちゃんが泣いてミルクを用意するときは「早く準備しないと」と焦るものです。そういったときに液体ミルクはあまり時間をかけずに用意でき、赤ちゃんに与えることができるので一概に愛情不足とは言えないと思います。

手抜きだ。私たちの時代はもっと大変だった

これはただの当てつけですね(笑)
自分のときは授乳に手間をかけて苦労をした。もちろんそれは立派なことなのですが、その苦労をほかの人にも押し付けるのは良くないです。

少し余裕が出てきて子供との向き合いがより良くなるのならそっちの方がいいはずです。出産も大変ですがその後の育児もすごく大変です。お母さんの心身が弱り、体調を崩したとなればそれこそ良くないです。理想を押し付けられて現実とのギャップについていけないとイライラしながら育児をするということになる可能性もあります。あくまでもリラックスしながら子供に向き合うことができたらそれが一番良いです。

海外での液体ミルクの扱いは?

育児 海外

液体ミルクは最近日本で初めて販売されたので批判もありますが、以前から普及している海外ではどうなのでしょうか?

液体ミルクの多いフィンランド

フィンランドでは液体ミルクがかなり普及しており、人工ミルクの約9割が液体ミルクで占められているみたいです。熊本地震の際もフィンランドから救援物資として液体ミルクが送られてきたこともあります。

フィンランドでは日常的に液体ミルクを使う人もいます。外出先でも母親だけでなく父親やおじいちゃん、おばあちゃんでも手軽に利用できるのでそういった光景がよく見かけられるみたいです。

フィンランドでは強制ではないですが生後4か月から離乳食を始めるように指導されていて、液体ミルクは誰でも簡単に使うことができるので家事との両立や職場復帰にも一役買って出ているそうです!

種類の豊富なアメリカ

アメリカでは
①溶かして使う粉ミルク・・・日本でも見られる一般的な粉ミルクで水で溶くこともできるものがある。

②調乳の必要がない液体ミルク・・・蓋を開けたらそのまま使うことができ、一番衛生的なので多くの病院で新生児に使われる。

③濃縮還元の液体ミルク・・・水と合わせてつくるタイプで価格は中くらい。
の主に3種類がスーパーやコンビニでも普通に売られているそうです。

日常的に液体ミルクを使う人もいますが価格が高い、または水で溶かせる粉ミルクもあるのでよく使い分けがされているみたいです。アメリカでは一応母乳育児が推奨されているのですがあまり浸透はしていないみたいです。販売されている液体ミルクなどがすごく便利な故だからでしょうか。

母乳育児少数派のフランス

フランスでは働く女性が多いので母乳で育児をしたいと考えている人は少数派みたいです。生まれて間もない最初の時期は母乳ですが、退院するとすぐに人工ミルクに切り替えるそうです。

そもそもフランスではあまり母乳育児は推奨されていないみたいで、授乳する人は長くても3か月ほどらしいです。日本とは大違いですよねΣ(・□・;)

日本は母乳育児にこだわりすぎなのか?

海外では出産で疲れ切ったお母さんに対して、赤ちゃんに何度も直接母乳を吸わせるように勧めるような母乳育児推進の時代ではありません。

海外は日本と比べて共働きの家庭が多く、母親の社会復帰が早いということと父親の育児参加率が高いことから母乳に加えて人工ミルクを混合したり、完全ミルクに移行することへの抵抗が少ないみたいです。

結局のところ、「母乳が絶対的、人工ミルクを使うのは悪」という話はありえないんですね。海外では母乳育児に対して変なこだわりを持っていることは少ないです。

周囲のプレッシャーなどに押されて母乳育児を強いられるような環境は良くありません。社会的な環境が育児に与える影響は大きいので、人工ミルクを利用する心理的ハードルをが下がればいいですね(^^♪
気負いすぎず気楽に楽しく育児をできるのが一番です!